徐脈性不整脈に対する臨床的対応(治療)

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徐脈性不整脈に対する臨床的対応

徐脈・頻拍に対する臨床的対応の全体像

徐脈・頻拍の診療を行う場合に重要なことは、その徐脈・頻拍が不安定な状態にあるかどうかの判定(診断)である。不安定な状態にある徐脈を症候性徐脈(symptomatic bradycardia、頻拍を不安定な頻拍(unstable tachycardiaという。また、不安定な状態にある徐脈・頻拍は心拍数が不安定領域に入っており、臨床的には緊急且つ重篤な状態である。徐脈の不安定領域とは心拍数が50回/分未満で、頻拍の不安定領域とは心拍数が150回/分を超える場合である(27)。逆に言えば、不安定領域に入っていない徐脈・頻拍は不安定な状態とは考えられず、現時点では緊急かつ重篤な状態ではない。このあと、徐脈・頻拍の診療アルゴリズムについて説明するが、診療アルゴリズムで最も重要なことは症候性徐脈、不安定な頻拍の判定(診断)である。

この内容の続きは福岡博多トレーニングセンターの「ACLSとは|ACLSについての要点を整理|Ⅴ、徐脈」で確認してください。

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ABOUTこの記事をかいた人

福岡記念病院救急科部長。一般社団法人・福岡博多トレーニングセンター(福岡博多TC)理事長。 愛媛県生まれ、1986年愛媛大学医学部医学科卒。日本救急医学会専門医、日本脳神経外科学会専門医、臨床研修指導医。医学部卒業後、最初の約10年間は脳神経外科医、その後の約20年間は救急医(ER型救急医)として勤務し、「ER型救急システム」を構築する。1990年代後半からはBLS・ACLS(心肺停止・呼吸停止・不整脈・急性冠症候群・脳卒中の初期診療)の救急医学教育にも従事。2011年に一般社団法人・福岡博多トレーニングセンターを設立し理事長として現在に至る。主な著書に、『ニッポンER』(海拓舎)、『心肺停止と不整脈』(日経BP)、『ERで役立つ救急症候学』(CBR)などがある。